意外とゆるい修行者らいふ

この漫画(ブログ)はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

メメント・モリ

f:id:shirokuromanga:20181128222212j:plain

メメント・モリ

メメント・モリ(羅: memento mori)は、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」という意味の警句。「 死を記憶せよ」「死を想え」などと訳され、芸術作品のモチーフとして広く使われる。


うちの熱血漫画部長が好きな言葉です。

死体を頻繁に目にする事がない現代の日本では普段から死を意識する事はなかなか出来ません。

生まれたからには誰もが必ず死にます。

どんなに幸福だとしても、
逆に不幸のどん底だとしても

必ず平等に終わりが来ます。


もし、
明日自分が死ぬとわかっていたら…


他人が嫌だと思うだろうか?

怠けたい、サボりたいと思うだろうか?

何か行動を起こす事に勇気が出なくて躊躇するだろうか?

「金儲け」したいと思うだろうか?

家族に「ありがとう」を伝える事が恥ずかしいと思うだろうか?

等々…


「死」を意識すると本当に大切なものは何かが見えてきます。

私たちが「死」を意識しながら生きる事が出来たら、
意識しない人の人生よりも
無駄がなく、精神的に豊かな人生になることでしょう。

世界に一つだけの花

f:id:shirokuromanga:20181128222210j:plain

世界に一つだけの花

それなのに僕ら人間は
どうしてこうも比べたがる?
一人一人違うのにその中で
一番になりたがる?

そうさ 僕らは
世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つ
その花を咲かせることだけに
一生懸命になればいい

No.1にならなくてもいい
もともと特別な Only one

 

私たちは相対的な世界で生きているが故にどうしても比べられたり、比べたりしてしまいます。

それは避けられないけれど、心はこの歌詞のように自分を今日より明日に向かって一歩でも二歩でも成長させられたらいいなと思う。

一顰一笑 いっぴんいっしょう

f:id:shirokuromanga:20181128222211j:plain

【一顰一笑 いっぴんいっしょう】

不愉快そうに少し顔をしかめたり、嬉しそうにちょっと笑ったりすること。

顔の表情になって現れるちょっとした感情の変化のこと。『顰』とは、不快感を感じて顔をしかめたり、眉にしわを寄せることの意味である、『一』とは、ちょっと、少しのといった意味である。

どんなに素敵な笑顔でもTPOに合わせないと他人を不愉快にしてしまうし、不機嫌な人ってそこにいるだけで周りに気を遣わせてしまいますよね。

塵飯塗羹 じんぱんとこう

f:id:shirokuromanga:20181128222208j:plain

【塵飯塗羹 じんぱんとこう】

実際に何の役にも立たないもののこと。
「塵飯」は塵の飯。
「塗羹」は泥の吸い物。
こどもがままごと遊びで作った、見た目だけで食べられない食事ということから。

私たちが大切にしていて実はあまり役に立たないものの1つとして、プライドがあると思います。
沢山の知識やうんちくを持っているけど、それを自慢するだけで実践出来てない人って自分を含め結構周りにいますよね。

象箸玉杯 ぞうちょぎょくはい

f:id:shirokuromanga:20181128221637j:plain

【象箸玉杯 ぞうちょぎょくはい】

贅沢な生活を言い表す言葉です。
または、贅沢な欲求が生まれ始めること。
象牙の箸と宝石の杯という意味から。
古代中国の殷の名臣の箕子は、主君の紂王が象牙の箸を作ったことを聞き、箸だけでは満足できずに宝石の杯を作り、それに合わせ食事や住居も贅沢になっていき、最後には世界の全てのものを集めても満足しなくなるだろうと恐れたという故事。

人間の欲求は得ても得ても満足できず果てしない…形はないけど、自分の中に怪物を飼っているようでコワイ。